横浜アリーナ行った※
インターネットでな…!
※敬称略/画面越しにお送りします
前回のあらすじ
新型コロナ流行により名だたるアーティストのコンサートが中止となっていく。数日前になり、参戦予定であったBADHOPのアリーナ公演も中止の発表。そこまで読んで「やっぱりなあ……」と納得&落胆したのだが、続きにはなんと"無観客ライブ"の告知が。その上でチケット代金の払い戻し対応もされるという。はえ〜ありがたい……
川崎のラッパー in ガラガラアリーナ
https://twitter.com/badhop_official/status/1233749715033808902?s=19
17:50〜配信開始
公式ロゴがくるくる回り続けたあと、ついに会場内が映し出された。センター席の場所にはカメラマンとかスタッフがそこそこ。なにもない客席はなんというかシュール
18:10すぎ、照明が暗くなる。舞台正面に登場した謎の白っぽい女性が喋り出す。
「ご搭乗ありがとうございます。BADHOP WORLDへは3時間程度で到着する予定です」
こんな感じのこと言ってたとおもう
去年行われた、川崎駅のフリーライブで配布されたフリーペーパーを思い出す。
この設定生きてたのか…(困惑)
要は、今回のライブは"自分たちが開拓した惑星へ観客を招待してあげりゅ!"というテーマらしい。般若の武道館公演といい小芝居入れるのが流行りなんですかね
後にさらっとAIなことを暴露する白い女の人は消え、いよいよ舞台セットが開く。
………ん?
これはアレですよね、宇宙戦艦的な…SFに出てくる船の船内……
すごくサイバーだなあ。
Lift off(最新ミニアルバム)ってそういう意味だったんだなあ……
かくして(途中AIおねえさんが出てきて残り半分宣言する以外は)設定ガン無視で、普通にラッパーたちがラップしていく。オートチューンの使い手だったんですね…
彼らのライブは行ったことないので(今回が初参戦の予定だった)推測するしかないが、本来はもっとMCあったりしたのかな、コールレスポンスさせたりしたのかな、曲中も客への呼びかけしてたんだろうなと、ちゃんと観客を入れてやった時を考えずにはいられない。
以下セトリ。8割自力ですがわからなかった曲はTwitterで調べて多分これが全部だとおもいます
32曲(+フルでやらなかった0.5曲)を披露し、MCは2,3回程度であった。
最後のMCではT-Pablowが無観客ライブをするに至った社会への思いと、画面越しでもポジティブなパワーを届けたいと考え、そのためには負債もいとわないという覚悟を語った。
空のアリーナに彼らの声は虚しく残響するが、気持ちはインターネッツが運んでくれているよ……な!
プロモーション込みでもすごいな、と穿った見方をしてしまうものの、甲斐性ゴミカスの自分としてはふつうに尊敬します…
その後歌われた"Kawasaki Drift"の最後のバースでは、「川崎区で有名になりたきゃ人殺すか俺みたいになるかだ」と歌詞を改変したうえでシャウトした。音源では"ラッパーになるか"と歌っていたが、今回は肩書以外のプライドや心構えをも含めた自分自身をボースティングしたともとれる。あとこの曲だいすきなのでやっぱ生でききたかったです!
総評
結果的には、実質フリーライブで最高のステージングが見れてしまった形に。それをPCで見ているとただただ勿体無い、この目で直に焼き付けたかった気持ちでいっぱい。
よく「アリーナでライブ大成功!」的な文章を見かけて、「いや成功しかないんじゃねえの?失敗なんてある?」と思っていたけど、失敗もあることにはあるんだなというか、当たり前にライブに行けて最後まで楽しめることって貴重なんだな〜と実感。何があるかわからないよね、隕石飛んでくるかもだし……平和ボケはいけないね
知らない曲が多かったんで曲の感想がほぼかけませんでしたが、とりあえず返金されたぶんいくらかか全部か…は検討中ですが、こういうことをしてくれたお返しに還元する予定です
以上、レポート番外編提出いたします
次回は……コロナがあるからわからんわ、上手く行けば弾き語り系