V系のド直球なやつに行った
※題材の都合上、一部わいせつな言葉遣いがあります
レポート提出いたします。
正直忙しくて書いてる場合ではないんですが、今やらないと忘れそうなので……
今回のライブはこちら。
これマジ?タイトルが直球すぎるだろ…
友人に誘ってもらいました。ありがとう!
場所は散々足を運んだいわば聖地、恵比寿・LIQUIDROOM
どういう方向性の人達なのかは以下のセトリを見て頂きたいのですが
エロいこと言わないと死ぬ病気かな?
とりあえずこういう感じのコンセプトであり、当ライブではさらにストレートにした形でしょうか
(このバンドは終演後プロマイド紙のセトリカードを配布してくれます。ありがたい!)
(つーか前半「性欲うさぎ」も聞いた気がするんですけど…わからんわ確証がないわ)
どの曲がどうだったとかは覚えていないので、記憶してることをずらずら書きます
・全体的に、MCなど
タイトル通りにライブを性行為に見立てた内容がほとんどで「ツイフェミさんとは対極の存在だなあ…」とある種の感動を覚えつつ鑑賞。
舞台全体がそこそこ俯瞰して見れる場所を取ることができ、また当バンドは3回目の参戦につき腕組みおじさんよろしく冷静に眺めることができました。
曲フリも混じるとはいえ、前半では「こんなタイトルのライブに来るなんてお前えっちやな」「優しくしてもらえるなんて思うなよ」「お前は一方的に汚されるだけ」のように突き放しながら、
(文字にすると犯罪臭すごい)
中盤には「ライブもセックスも互いの優しさあってこそ」「一方が気持ちいいだけじゃダメ」「お前と一緒に気持ちよくなりたい」と一転して真摯に語りかけ、しんみり系の曲をじっくり聴かせる(休憩パート)といった展開を見せる。DV男の典型的なやり口などと言ってはいけない
またその後、このバンドのお約束らしい茶番パートで和ませたかと思えば、曲が始まると同時に再び前半同様のサディストモードに戻る。
バンギャお姉様方は待ってましたとばかりに手を挙げ、元気よくヘッドバンギングをする。「何回イッた?」「お前だけイッてるんじゃねえよ」「喘ぎ声聞かせてくれよ」と煽るほど観客の勢いも増してくように見えた。
(なんか官能小説でも書いてるような感じだ…
クッソどうでもいいけど「お前」って単数で呼ぶんですね、複数形にしないことで「ボーカル様が私に語りかけてるぞ!」とルイズコピペ的に感じさせるためなのかしらね…
あと書いてて思い出したけどデビルエクスタシーって漫画に出てくるバンドもこんな感じだったなあ…あっちは完全アウトな単語使ってたけど…
もちろんライブの展開もあるだろうけど、「さっきまで言ってることと違うやん!多重人格かなにか?(困惑)」と突っ込みたくなる二転三転ぶりも、ファン視点では振り回されるのが楽しい・命令に従うことの楽さと喜びを与えてくれるのが良い!のもあるのかなあと思ったり…
薄い本でよくある「メスの本能が〜」的な……フェミさんが来ちゃう!やばい!
仕事でも言われたことだけやってればいいなら最高じゃないですか?思考するのってめんどいですよね?そういうアレですよね
ここから小粒なネタ
・勝手にしやがれ問題
おい!それってYO!沢田研二の名曲じゃねーか
→カバーなんてやるわけないだろ!いい加減にしろ!
ですよね……
でも絶対くださいの後付け感的に意識してるよね、いい曲だよね、ぼくも好きです
・逮捕しちゃうぞ♡問題
中盤の茶番パートから入った曲。なんか一部分の曲調と振り付けがピンクレディーにしか見えなかったですね…Aメロの歌詞聞くまで「もしかしてカバーか?」と期待してしまった程度には
(ペッパー警部すき、サウスポーはもっとすき)
最新アルバムの「どくいりきけん」といい、昭和要素けっこう持ってきてますね?そういうの弱いんだよね…俺さあ…
・折りたたみいつもと逆問題
いつも行ってる心の故郷と呼んでも過言ではないバンドのほうと、今回のバンドでは折りたたみ(前屈みと海老反りを交互に繰り返す普遍的な振り付け)のタイミングが逆で戸惑う
今回は裏拍で前屈み……覚えましたし!
・演奏隊ちゃんと見たらみんな元気だった問題
前2回ではとりあえずボーカル様を見るだけで精一杯だったのですが、今回やっと全体を確認できました
特にドラムの…スイーツっぽいニキがキャラデザに対して演奏がアグレッシブすぎてややビビりました
そういえばツインギターでベースはサポートなんですね
・やっぱ振り覚えらんねーわ問題
運動音痴なめるなよ…(ドス声)
・総括/V系についての適当な考察
まさしくスイートとバイオレンスの二面性をたっぷり堪能できた回。しかしそれだけではなく、カッコつけがちなV系(偏見)において耳に残るボーカル様の関西弁、そして何よりボルテージが上がるにつれて現れる必死さ・泥臭さ。それを演出する熱量こもった演奏。これらが上手く噛み合えばこそ観客のお姉様方も、暴力的かつ扇情的なこの世界観には酔いしれることができるのだろう。
また、(たぶん最近の)ヴィジュアル系全体の印象として、振り付けという概念は重要である。言うまでもなくまず曲を暗記しなくてはならないし、その後にやっと振り付けを覚える努力、ライブ会場で上手くできれば達成感。身体を動かすこと自体も楽しいし発散になる。
また他にも"ヴィジュアル系"という名の通り見た目、そしてバンドごとに多種多様な世界観も魅力である。さらにこのジャンル特有?でもないがチェキ a.k.a トレーディングカードもありコレクション欲も満たされる。
音楽に付加要素があれば、そのぶん楽しみ方が多方面に広がり、必然的にあるバンドへの入れ込みも強くなる。消費者にとってそれら要素がわかりやすく提示されている、よくできたビジネスモデルであると感じた。
……うーん途中から自分でも何を言いたいんだかわからないんですが、V系って奥が深いね!ということだな
でもやっぱ手拍子と折りたたみ以外の複雑な動きはできそうにないわ…ごめんな…!
最後に引いたTCGチェキをば。
ドラマー兄貴は初かな?あとギター兄貴のどちらかでデッキ組めるね
通算チェキ14枚になりました。
今回も楽しかったです。ありがとうございました。
次はラッパーです!